kokyuu

 いつくたばってもおかしくない爺です。存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (途中から日々雑感等の増量剤でふやけた味になってます)

kokyuuの人気ブログ記事

  • 怒涛のように言ってみる

     今生きている人間は例外なく息をしている。 自分の吸う息吐く息を意識できないほど愚かな人間などいない。 釈尊は、呼吸をひたすら念(おも)うことを薦(すす)めた。 この単純作業を続けるだけで、究極の幸福まで自動的に到達できると明言している。 誰でも、いつでも、どこでもやれる修行だ。 やってみたが続か... 続きをみる

  • 極限ナンセンス

    ブッダのことば。 コーサラ国王子時代の回想。 ターン・プッタタート の法施図書室  ( Buddhadasa )「ブッダヴァチャナによるブッダの伝記」(ナーマスッタ 増支部ティカニバータ 20巻183頁478項)より引用させていただきます。  比丘のみなさん。私は繊細でした。非常に繊細でした。これ... 続きをみる

  • そのつどそのつどの状況に適応して順風満帆の人生か?

     人間は、なんであれ何かに適応して満足してるうちはだめだと思う。 しかし、たいていの人間は考える前に、意識する以前に、すでに適応し始めている。 そのつどそのつどの状況に適応するだけで、我が事成れりとおもう人が非常に多い。 その上、それを周りのみんなが褒めるので、順風満帆の人生だと得意になる。 破滅... 続きをみる

  • 立川談志 業の肯定

     立川談志のYouTube音源をまとめて聴いている。 この人は「業の肯定」ということを説いていた。 戦争をやり世界を不幸のどん底に落とす強欲悪魔を撃退するには、平和のために大衆が大同団結できるわかりやすい共有思想が必要だ。 「業の肯定」は、悪魔の狂気に対抗するための大衆共有思想としてベストの選択だ... 続きをみる

  • 名作ドラマ「鹿男あをによし」

    # 01 ~ [ 사슴남자 鹿男あをによし ] # 02 ~ [ 사슴남자 鹿男あをによし ]  この奇妙な題名のドラマは、2008年に放送された。 最近の速いテンポのドラマを見慣れていると、第1話の最初こそ、ちょっとかったるく感じるが、すぐ慣れて面白くなる。  実のところ、思想的にはほとんど共感... 続きをみる

  • 未来永劫いじめがなくならず戦争がくりかえされる

    自己の内に本当に応答してくれる他者が存在し、周囲の人間に逆に存在しなくなる。そのとき、人間は本来こういった無所属のものだな、ということが実感されるのである。 (無所属の時間「二度の死」より 山本七平)  山本氏が、末期癌だと周囲から誤解された体験から得た英知です。 大多数の人々は、こういう明快な知... 続きをみる

  • まず必要なのは、ソーナの骨身を惜しまぬ努力

     仏弟子ソーナの努力はすさまじかった。 林中にあって、寝る間も惜しんで瞑想に励み、経行(きんひん)によって足の肉が破れ、ソーナの遊歩場は血にまみれ屠畜場のようになったと、記録されている。 (この経行とは、今日禅院で坐禅途中に行われる数分間の歩行の意味ではなく、「歩くヴィパッサナー実践」のことだろう... 続きをみる

  • なんでなん?くだらない気晴らしを死ぬまで続けるの

    (おれはあいつよりましだ)と、自分を他者と比べて、 事実そうだとしても、 自分がさあいよいよ死ぬというその時に、それがなんの役に立つ? 残り少ない自分の貴重な持ち時間を浪費してるだけじゃないか、 とおれは強くおもってしまいます。 なんでも他者と比べて一喜一憂…有限の持ち時間の浪費、く... 続きをみる

  • 正午は、午後12時?午前12時?午後0時?

     以前スーパー銭湯にツレといた時のこと。 お昼に「午後12時半から釜風呂清掃を行います…」という館内放送が流れた。 「午後12時半というのはおかしい。午前12時半でもおかしい。午後0時半が正解だよね」とツレ。 よく考えず適当に同意した。 別れてから改めて考えた。 正午を午後12時とい... 続きをみる

  • 自己欺瞞戦略の高すぎる代償

     見返りを当てにしてないふりをして無償の善行のように見せたがると、これは無知による偽善になるとおもいます。 無償の行為(ただする)は大唯作心が働く聖者にしかできないからです。 自分の平凡な善行を、大唯作心の行為のようにおもってしまうのは無明が作用しているからで、正しい結果をはっきり意識すれば智相応... 続きをみる

  • 得難い人生を酔生夢死…目覚めたら

    六道輪廻の間には、ともなう人もなかりけり。 (一遍 百利口語) これ……どういう意味? 自分のまわりには恋人やつれあいや我が子や両親や友達や恩師や会社の同僚など、いっぱい「ともなう人」がいるじゃないか。 それなのに、一遍上人はなぜ「ともなう人がいない」などというか。 恋... 続きをみる

  • 極上の生き方

     普通の人間に正邪善悪なんて判りっこない。 だから、おれは昔から損得しか頭にない。 損得ならなんとか判る気がするからだ。 澤木老師の教えに 得は迷い。損は悟り。 とある。 釈尊の教えに 世間は顛倒している。 とある。 得が実は損で、損が実は得ということ。 世間の人間は損を得と思いこんで死んでいく。... 続きをみる

  • 呼吸の快感のもやもやした苦しさ(一切皆苦)

    呼吸が苦しみだと実感できた時のメモ。  外気を吸い込む時、始めのうちは心地よさがある。 しかしこの心地よさは錯覚だ。 吸いきった時、その「心地よさ」は完全に消え、なんともいえないもやもやした苦しさが現れるからだ。 苦しさに耐え切れず息を吐く。 吐く時は吸う時ほどの「心地よさ」はない。しかし苦しみは... 続きをみる

  • 必ず恐ろしい結果になることに、今すでに賛成してる

    『フェアゲーム』 映画『フェア・ゲーム』予告編  この、権力者側の組織的情報操作がアメリカの悪事と思うのは完全に間違いだ。 アメリカで起きたことは10年後の日本で起きる。 日本はいまだにアメリカの真似ばかりだ。 悪いことはとりわけ熱心に学ばれ、いけ図々しく模倣実行される。 映画『4デイズ』 4デイ... 続きをみる

  • 目を覚ましていなさい=気づきの持続=ヴィパッサナー実践

    (マルコによる福音書 13章)より引用させていただきます。 …目を覚ましていなさい。 いつ家の主人が帰って来るのか、夕方か、夜中か、鶏の鳴くころか、明け方か、あなたがたには分からないからである。 主人が突然帰って来て、あなたがたが眠っているのを見つけるかもしれない。 あなたがたに言う... 続きをみる

  • 映画「ヴィレッジ」

     かなり以前レンタルDVDで観た「ヴィレッジ」を、ネットで観なおした。 やはり名作だとおもう。 気持ちはよく分かる。 オリジナルな着眼と表現力。 「いや、これはアーミッシュの話だよ」 「そんなことはわかってる。だから、なんだ」 【映画】ヴィレッジ 日本国劇場予告 以下、ネタバレ注意 森には&quo... 続きをみる

  • 「一隅を照らすもの」の自信とは

    一人が勉強すること、挨拶すること、ほほえむこと、それが社会全体の調和を守っていくのです。 (アルボムッレ・スマナサーラ著「ブッダの教え1日1話」4/4より)  これは別にきれいごとじゃないよ。 事実をそのまま言ってるだけ。 これが文字どおり事実だと、はっきり気づいてないと 一隅を照らすもの になれ... 続きをみる

  • 賽の河原 末大必ず折る

    人生はすべて賽の河原。 ブッダの現示してくれた道だけが例外。 他にはない。 信頼おける道が一つ見つかった。 それで十分幸運。 仏教が末法滅法になり滅びる原因は 異説外道ではなく 【末大必ず折る】の運動による。 先祖供養、社会改良運動、政治参加、芸術活動、宣伝活動、超能力開発等の枝葉末節が前面に出て... 続きをみる

  • 「ブッダの真理のことば」とサティとヴィパッサナー

    ブッダの真理のことば(中村元訳) 19 たとえためになることを数多く語るにしても、それを実行しないならば、その人は怠っているのである。 ──牛飼いが他人の牛を数えているように。 かれは修行者の部類には入らない。 72 愚かな者に念慮(おもい)が生じても、ついにかれには不利なことになってしまう。 そ... 続きをみる

  • 人間は安心を強欲に求め、無法に「安心」する。

    191203の記事「安心なんてないさ」というほんとの安心で  法然上人は、 「ああ、今度こそ浄土にいきたいなあ」 といつも言っていた。 不安になった弟子が 「あなたほどの人がそんな程度では、わたしたちはどうしたらいいんですか」 と訊いた。 上人は笑って 「ほんとに浄土にいくまでは、この気持ちが消え... 続きをみる

  • 母に作ってもらった坐蒲

     昔、パンヤ綿だけ買ってきて、母に渡し、作ってもらった坐蒲(ざふ)です。 おれにとって、もっとも身近な母の形見となっている。  坐蒲とは坐禅用クッションのことで、これは曹洞宗仕様です。 パンヤをめいっぱい詰めて硬く仕上げます。 (My Favorite Songs) ビージーズ。 「ホリデイ」 日... 続きをみる

  • 幸福、心の安楽、安全、安心が欲しいくせに

    アルボムッレ・ スマナサーラ長老「勝利の経」pdf75頁より引用させていただきます。 「死なないのだ」という前提で、この世界ができている。それはまっかな嘘です。嘘を事実だとすることで、何一つもよいことが起こらないのです。起きたこともないのです。ですから、人は心を清らかにしたければ、幸福になりたけれ... 続きをみる

  • ありあわせの具でなんちゃってタコヤキ

     先日、胃カメラ検査無事終わる(胃細胞検査結果は来週) ダイエットもひとまず終了。 ダイエット中は食べられなかったタコヤキ(けっこう油吸って高カロリー)も解禁。 今回肝心のタコはないけど、ハム、にんにく、カクテキ、納豆、生姜、チーズ等ありあわせの具で、安上がりに作っても十分美味いのがタコヤキの良い... 続きをみる

  • ひとつの知られていない事実だけを、最初からくりかえし書きつづけてきた

     おれは2006年7月30日に、こう書いて自分のブログを始めた。  世間の常識はあげ底になっている。 それも甚だしいあげ底だ。 「人は必ず死ぬ」と聞くと「そんなことは常識だ。誰でも知っている」と答えるのがそれだ。 生者必滅の理が本当に常識なら、こんなにも浅ましい世界であるはずがないのだ。 〈以上〉... 続きをみる

  • 日々気楽に生きてれば満足だとする煩悩中毒

    A・スマナサーラ長老 人の認識はあべこべです ~目指すべきは意識革命~より引用させていただきます。  知っていますか? 人々は本当に価値あるものに価値がないと思い、価値がないものに価値があると思う。評価すべきものは評価せず、批判すべきものを賞賛する。意味あるものは無意味だと思い、無意味なものに意味... 続きをみる

  • 本当は過激な法然上人

    法然上人のことば。 (黒谷上人語燈録15 禅勝房伝説の詞より引用します) 一(ひとつ)。現世をすぐべきようは、念仏の申されんようにすぐべし。 念仏のさまたげになりぬべくば、なになりともよろづをいといすてて、これをとどむべし。 いはく、ひじりで申されずば、妻を設けて申すべし。 妻を設けて申されずば、... 続きをみる

  • ロスタイム

     浮世の習いで、日々しないではすまない雑用が一定量発生し、それらにかまけて肝心の瞑想がおろそかになっている。 自分がすべきことは、これ以外なにもないとわかっているはずなのに…… そこで一句。 このままじゃ 人生ぜーんぶ ロスタイム のんきだ。 ばかだ。 ばかのんき。 (... 続きをみる

  • 小人下達

    子の曰わく、 君子は上達す。 小人は下達(かたつ)す。 孔子 論語 憲問14-24  下達を上達とみなすのが平均人の特徴だ。 他者を操り、自分の欲望に従わせることができると 「自分もずいぶん上達した」 と自賛するが、実際は次第に下達しているだけだ。 下達は悪で、悪を行うのは非常に簡単なので 「余裕... 続きをみる

  • 人間は、自分を救う手立てのない獣ではない

    (口伝鈔 善悪二業の事より引用) …機にうまれつきたる善悪のふたつ、報土往生の得ともならず、失ともならざる条(じょう)、勿論(もちろん)なり。 (引用終)  どんな悪人でも救われる、ということ。 そもそも凡夫の考える善悪など、救いの条件ですらない。まるで関係ないのだ。 他力浄土系の文... 続きをみる

  • 人生にはもっとやるべきことがいくらでもある?

     ブッダは「呼吸を整える思念」を修行せよと説いた。 呼吸を自然のままにして、いろわず、ただそれを意識し続ける修行。  呼吸を意識することは簡単だ。頭の善し悪しには関係ない。 およそ生きている人間でごくごく簡単な言葉の意味を理解できる程度の頭脳の持ち主なら誰でもできる。 ところがこの簡単なことをやる... 続きをみる

  • メモ ネタバレ手品

     数千年前、釈尊が悟りを得て、世に真実を出現させた時、この世界の巧妙なからくりは根こそぎ化けの皮を剥がされた。 しかし、世界はその後も、 そ知らぬ顔で相変わらずのネタバレ手品 を続けているが、 時代の経過に伴って、 (意識的には)何も知らないはずの客でさえ 騙せる時間が短くなってきている。 それが... 続きをみる

  • 今日、遅ればせながら「わたナギ」

    4月期新火曜ドラマ「私の家政夫ナギサさん」 主演多部未華子 4月スタート   ビートルズを知った後で、 モンキーズ見てる気分だ。 おれ、モンキーズ 嫌いじゃないけど…… (My Favorite Songs) 「モンキーズのテーマ」 アメリカ音楽産業のおとな達が恥も外聞... 続きをみる

  • 一休禅師

    一休宗純禅師の言葉(ウィキペディア)。 南無釈迦じゃ 娑婆じゃ地獄じゃ 苦じゃ楽じゃ どうじゃこうじゃと いうが愚かじゃ 世の中は起きて稼いで寝て食って後は死ぬを待つばかりなり いずれもインパクトがある。 親死に 子死に 孫死に  (これは仙崖が信者にめでたい言葉を書いてくれと請われ「祖死父死子死... 続きをみる

  • 瞑想は、根本幻想に気づくためにやる。

     瞑想の目的は、 「自分意識」は幻想だ と明晰判明に気づくことだ。 理屈で無我だと理解しても、それだけでは不十分だ。 5MNT MEDITATION  自分は死んでも生きているとおもっているうちは、無我ではなく我執だ。 不滅の魂、大我、眞我、みな捨てられない我執の言い換えにすぎない。 それが間違い... 続きをみる

  • 毒を以って毒を制すでは、世の中に毒をばらまくだけ

    スマナサーラ長老 パティパダー巻頭法話 怒りに慈しみで勝つ より引用させていただきます。  この世は、ほとんど嘘でできているのです。事実をねじ曲げることは、身の安全のためであると勘違いしているのです。政府は国民に嘘をつく。国は他の国に嘘をつく。社会も互いに嘘をつく。子供は親に嘘をつくし、親も子供に... 続きをみる

  • いざとなると理性的でも合理的でもなくなる現代人

     ここにある教祖が現れる。その身体からは光を発し、断食し空中浮遊など種々の超能力を見せ、博学で豊かな文学的才能を示す。 現代人は、ふだん昔の人々より理性的だと自負しているが、こういう輩に手もなくひねられるとおもう。 現代人はいざとなると、理性的でも合理的でもないからだ。 800年以上前の明恵上人は... 続きをみる

  • 欲の犬を放し飼いにするな

     仏戒は守りがたいが、敬い守ろうと務めることが大事だ。 破れかぶれになるのは最悪だ。 やらかしてから「酒のせい」←大嘘だから。 欲の犬を放し飼いにするな。 Baha Men - Who Let The Dogs Out (Original version) | Full HD | 108... 続きをみる

  • 日記ほぼ丸写し

    ネタ切れです。 今日の記事は、さっき書いた日記ほぼ丸写しです。 悪しからず。  2時過ぎ就寝7時前起床。 食パン1枚、玉子焼きの具でオープンサンド朝食。 今日も朝から非常に蒸し暑い。 チャリで月一の※内科へ。 いつも空いてる10時頃を狙って行ったが、なぜか客が医院の外まであふれてる。診察はパスして... 続きをみる

  • 現代人も、宗教抜きでは、やっていけない

     わたしたちの時代には宗教に本気で情熱を感じ続けることを過去のどの時代よりも困難にしている様々な要因があります。  宗教というものは鼻持ちならぬと思わせるもっともな理由と、それを裏付ける歴史的証拠をそれこそ無数にあげることができるのです。  これは現代人ならだれでもよく知っていることなのでいちいち... 続きをみる

  • 盲目の欲は自己の保存と拡大のみを欲する

     おれは、月1回、近隣の神社の裏山に岩清水を汲みに行く。 もちろん無料である。 この水を使っていれた美味しいお茶を飲みながら、ちょっと思いついたことがある。「もちろん無料である」と書いたが「まだ今のところは無料である」と書くべき時代ではないのかと。 以前、NHKで、世界中のきれいな湧き水の使用権を... 続きをみる

  • 究極善の強要は究極悪になる

    [200824追記]  空気を読んで周囲に和合する集団主義が、個の確立が未熟な場合に、究極の悪に劣化する可能性について。 [追記終]  捨身(しゃしん)は究極善だが、 強要すると究極悪になる。  薩垂王子は、餓死寸前の妊娠した虎を見て、ただちに自分の体を与えた。 ※薩垂 (さった)王子 釈尊の前世... 続きをみる

  • 神のスッピン!

     現代のように理性が尊ばれ、科学が発達し、合理的思考が興隆を極める時代になっても、なぜ依然として大多数の人々は「神」を求めているのか? この人類特有の謎について。  ネットからMP3プレーヤーにDLした聖書の朗読を、ウォーキング中によく聴いている。 新約だけでなく旧約の詩篇や箴言などもじつに興味深... 続きをみる

  • 映画『赤い玉、』苦が苦聖諦に昇華できないとどうなるか

    (Wikipediaより引用)あらすじ 大学教員に就きつつも映画監督である時田修次は、新作の撮影に臨んで行き詰っていた。時田は、愛人・唯の美貌に癒されながら脚本を練り、あくまでも経験に基づく作品を撮ろうと考えるが、そういった自分の生き方が、まるで映画の中でうろつく役柄のような気がしてならなかった。... 続きをみる

  • 下根は万事を捨離して往生す…下根は?

    上根は妻子を帯し、家にありながら著せずして往生す。…下根は万事を捨離して往生す。 (一遍 播州法話集) これを初めて読んだときはビックリ!した。 後で気づいたが、上根下根の価値が2回ねじれていたのだ。 つまり、一遍以前に伝統的な浄土教学が、上根下根の概念に対する最初の「価値の逆転」を... 続きをみる

  • 楽しみを求めるだけの識別能力

     親鸞は教行信証で『大智度論』を引用して言っている。 「真実の智慧に依る」とは、その智慧はよく善悪を比較し区別するが、 識別はただつねに楽しみを求めるだけで、肝心の正しい道にはいっていかない からである。 (石田瑞麿 現代語訳) [原文] 「依智」とは、智はよく善悪を籌量し分別す。 識は常に楽を求... 続きをみる

  • ショーペンハウアー 編修2

    誰でも自分自身にとっていちばんよいもの、いちばん大事なものは自分自身であり、いちばんよいこと、いちばん大事なことをしてくれるのも自分自身である。 (ショーペンハウアー「幸福について」橋本 文夫訳)  先入観に染まった多くの人は、一読して 「あんまり感心しないな、自分勝手じゃないか」と自動反応する。... 続きをみる

  • 有終完美者

     すべての生きとし生ける者は、さあいよいよ死ぬというその時、例外なく極めて悲惨な有様になる。人間ならまた一層。 だれ一人、有終完美者にはなれない。 国王、大臣、権力者、億万長者、有名人、美人、スーパースター、学者、芸術家、武道家、苦行者、霊能者、宗教家、超能力者、いずれもいずれも、有終完美だけは決... 続きをみる

  • みせかけでない本物の智慧。放下着!

     みせかけでない本物の智慧とは何か。 釈尊は、純粋な観察こそ本物の智慧だと説いた。 有名な禅語 放下着(ほうげじゃく)(捨ててしまえ)は、あなたが大切に抱きしめているものを捨てよという意味ではなく、実はただありのままをしっかり見よと言っているだけだ。 あなたは、ほんとになにも持ってない。 それに気... 続きをみる

  • テキトーどら焼き

     森永ホットケーキミックスの袋裏のレシピを見ながら、初めてどら焼きを作った時の記録。 ①ボールに牛乳、玉子、ホットケーキミックスを混ぜラップして10分おく。 (牛乳が無いのでクリープと水で代用。思いつきでレーズン投入。10分待てず、すぐ焼く) ②直径10センチに10枚焼く。 (面倒くさいので全部1... 続きをみる

  • サティの実践は、ダブルタスク脳を作る一大事業

    1 サティの実践は、なにかをやりながら同時にそれを意識でトレースするダブルタスク作業だ。 2 人間の脳は、ダブルタスクではない(一度に二つのことを同時にできない)。 3 コンピュータは、1個のCPUでも、1秒を非常に細かく分割して二つの作業を交互にすばやく処理することでダブルタクスを実現している。... 続きをみる

  • 「サティのために生きる」というスタンス

    人はただ念仏しやすいように生きるべきだ と法然上人は明言している。 普通は「人生のための念仏」と思いこんでいるが、それは間違いで「念仏のための人生」でなければならないとの教えだ。 この人生に対する非常識なスタンスが、極めて重要だとおもう。 おれにとって、この教えは「サティのために生きるべきだ」とな... 続きをみる

  • 臭いものは元から絶たなきゃダメ

    (ブッダの真理のことば344 中村 元訳)から引用します。  愛欲の林から出ていながら、また愛欲の林に身をゆだね、 愛欲の林から免(のが)れていながら、また愛欲の林に向って走る。 その人を見よ! 束縛から脱しているのに、また束縛に向って走る。 (引用終)  まあ、人間も火の中に飛び込んでく虫とたい... 続きをみる

  • 不安を無くして安心しようとする人の不安が増大するのは当たり前

     以前テレビで「不安病」を特集していた。 不安で過呼吸とか激しい動悸とかが起きる。 それがさらに不安を大きくするという悪循環。全般性不安障害とかパニック障害とか。 なに一人相撲してるんだ。 不安病になる人は不安を病気、悪、損、不都合と思いこんでいる。 不安を無くして安心しようとする人の不安が増大す... 続きをみる

  • 冷凍炒り玉子

     特価品玉子10個パック98円。3パック買う。 あらためて言うのもなんだが、栄養価、味、値段の安さを勘案すると、玉子ほどすばらしい食べ物は他にない。 いつも安いときにまとめ買い、 炒り玉子(写真は20個分)にして 冷凍保存している。 いろんな料理に使うので、味つけはしない。 炒り過ぎはパサつくので... 続きをみる

  • おい、主人公よ! 瑞巌師彦『無門関』第十二則

    瑞巌和尚、毎日自ら主人公と喚び、復た自ら応諾す。及ち云く、惺惺著。諾。他時異日、人の瞞を受くること莫れ。諾、諾。 (『無門関』第十二則) 瑞巌師彦禅師の師匠は巌頭禅師、青原行思(六祖慧能の2大弟子の1人)の流れを汲む人となってます。 この瑞巌和尚は毎日独り言を言ってたというんですね。 それもかなり... 続きをみる

  • 黄檗希運

    臨済禅師を出したので、師匠の黄檗希運禅師も 「念を息(そく)し慮(りょ)を忘ずれば佛自(おのづか)ら現前(げんぜん)す」 「我すらなお不可得(ふかとく)なり、我にあらざるもの何ぞ可得ならむ、佛と衆生と皆不可得なり」 「三乗十二分教(さんじょうじゅうにぶんきょう)を学得すとも、一切の見解(けんげ)総... 続きをみる

  • 人生

    人生は神の試験じゃない。 人は受験生じゃない。  わたしは、キリスト教系の教会で「人生は神の試験」と教えられ、「なるほど。わかりやすい」と納得した時期があったんですが、今は「いいかげんなことを言うな」と思っています。  "唯一神""不滅の魂""死後... 続きをみる

  • 適応で満足するな。応答しろ。

    (吉本隆明「良寛」から引用) 親鸞の解釈の仕方によりますと人間は具体的に生きているとか死んでいるとかいうところ、つまりその人がその人であるというところでは人間は本質的な存在ではない、というのです。これを現在のいい方でいえば、人間はいつも現に存在するところのものではないということでしょう。現に存在す... 続きをみる

  • 擦れば火が出るマッチ、一生擦らずに置いとく人達

    (澤木興道 禅の道 1「普勧坐禅の吹唱」より引用させていただきます) 心して引けばこそ鳴れ霧深き 秋の山田にかけし鳴子も 引っぱらなければ鳴らぬではないか。 一切衆生皆この法性(ほっしょう)真如(しんにょ)の光は誰でも持っているが、引っぱらないから一向ものをなさぬ。  ここにマッチがあるが、これは... 続きをみる

  • 潜在意識よ! 一生のまたとない特恵

     おれはヴィパッサナーを始めると、すぐ顔が痒くなり、「痒み、痒み、痒み」とラベリングしてもなかなか消えないし、やっと消えてもすぐ別の箇所が痒くなってきりがない。痒みは、痛みよりたちが悪い。 がまんできず掻いてしまい、ちっとも集中できない。 事前に風呂で入念に洗顔したのに、なぜヴィパッサナーを始める... 続きをみる

  • ボケ悪化してる~

      ステンの保温水筒にコーヒーを入れようと思った。  きれいに洗った後、水を切るために注ぎ口を下にして数回振った。  黒砂糖の塊を数個入れた。  その直後(0.1秒もたっていない)、水がまだ充分に切れていないと思い、また水筒の口を下にして振ってしまった。 当然「バラバラッ」という音とともに黒砂糖が... 続きをみる

  • 映画『ヒア アフター』いじめと戦争がなくならない原因はひとつ

    映画『ヒア アフター』予告編 『ヒア アフター』 クリント・イーストウッド  こういう死後世界の物語を見ると暗澹たる気持ちにさせられる。  この映画は、肉体が死んだ後も生き続ける個々人の魂…つまり「死んでも生きてる自分」があると主張しているわけだが、 そんなものはない。  80歳超え... 続きをみる

  • 日本人が繰り返し嵌りこむドツボ

    (仏説無量寿経巻下より引用) 世人、薄俗にして 共に不急の事を諍(あらそ)う。 (引用終)  沈むタイタニック号の中で、いつも通り椅子を綺麗に並べて、我が事成れりと満足している乗員のような人間が多い。 ホールに1ミリの狂いなく椅子を整然と並べることに心血を注ぐが、その努力は船が沈んだら意味がないこ... 続きをみる

  • 「椿山課長の7日間」何万年もかけて染み付いた幻想

    邦画を観る 「椿山課長の7日間」映画版 椿山課長的那七天_DVD預告 テレビドラマ化もされている。 Body swap movie 13 - Mr Tsubakiyamas Seven Days 2009 椿山課長の七日間  コメディだからと、笑って見ていればいいのかもしれないが…&... 続きをみる

  • いじめと戦争は同じ根っこから発生している。どうして誰も気づかないのか?

    スティーヴン・キングの1974年の同名の小説を原作としており、その3度目の映画(Wikipedia)  いじめは金輪際止めろというメッセージだ とおれはおもう。 いじめと戦争は同じ根っこから発生している。 この事実に無理解な人があまりにも多すぎる。 戦争には反対のくせに、いじめは平気でしてるバカが... 続きをみる

  • 臨済禄

    語録の王といわれる臨済録。 特に有名な部分をあえてとりあげます。 逢佛殺佛 逢祖殺祖 逢羅漢殺羅漢 逢父母殺父母 逢親眷殺親眷 始得解脱 仏に逢うては仏を殺し、祖に逢うては祖を殺し、 羅漢に逢うては羅漢を殺し、父母に逢うては父母を殺し、 親眷に逢うては親眷を殺して、初めて解脱を得ん 「自分を徹底的... 続きをみる

  • 人間の孤独性

     若いころは、人生が、かほどまで孤独なものだと思わなかった。 自分の周りを「そうじゃない」と錯覚させる装置が囲んでいたので。 考えることが、この上なく煩わしいのはいうまでもないが、感じることだって、結局その場だけの刺激だと分かると、煩わしくなる。 むなしい共同錯覚世界の住人でいることは可能だが、 ... 続きをみる

  • ショーペンハウアー 編修1-2

    「野心家」の最終形について。  野心家は、個別性の迷妄を打ち破るにしたがって「正義の人」となることはすでに述べた。 この傾向が大詰めまで進むといかなることになるであろうか。 ある人が他の個人と異なっていることとか、他の人が背負っている苦悩を自分は免れているといったことは、現象の形式、「個体化の原理... 続きをみる

  • 万徳を一瞬の怒りが消滅させる。怒る人は、悪をなす

    (ショーペンハウアー「みずから考えること」心理学的覚え書 石井 正訳)より引用します。 気の早い人たちは、必ず、自分が怒りはじめそうになったら、すぐさま、その事件を一時忘却するように、おのれにうち克つことを努めなければなりません。というのは、もしも、一時間後になってから、この事件に立ちかえってみる... 続きをみる

  • 円熟のスマナサーラ長老法話

     スマナサーラ長老の法話はどれも素晴らしいし、最初から最高に素晴らしかったのだが、それでも最近の法話は円熟という感じがする。 究極の真理を究極の解りやすさで説いてくれている。 [法話(青字部分が長老のことばです)] 誰でも「私」という実感がありますね。これ本当は、私という実感では無いんです。ただの... 続きをみる

  • 呼吸―思考を中断し、今ここに戻る―

     今生きている人間は例外なく息をしている。 自分の吸う息吐く息を意識できないほど愚かな人間などいない。 釈尊は、呼吸をただ観察することを説いた。  エックハルト・トールは博学多識で仏教にも精通している。 自分意識が錯覚に過ぎない事実とその意味を、深く確実に知る人だ。  彼は呼吸観察の重要性について... 続きをみる

  • ブッダは、信じるなと教えている。実際に体験し確かめよと教えている。

    (禅に聞け 澤木興道老師の言葉 櫛谷 宗則編)から引用します。  実物さえあれば言葉は自由自在に表現できる。しかし言葉は実物ではない。言葉の中に実物があるなら、「火、火」と言うたら舌は火傷し、「酒、酒」と言うたら酔っぱらうじゃろうが、しかしそうはゆかんじゃないか。 実物のないものは、何と言うてもダ... 続きをみる

  • サティがないと嘘の連鎖増殖が始まる

     あることを、 ほんとはやりたくないけど やらざるを得ないところまで 追い詰められ 仕方なくやる。 これ自体は誰にでもよくあることで、 まあ善いも悪いもない。 しかし弱い人間は、 これきっかけで 嘘の増殖世界 へ落ちる恐れがある。 「これは自分の意志で やりたいからやった」 とまず最初の嘘を 自分... 続きをみる

  • メモ

     大乗仏教徒は教相判釈と称して、釈尊の教えを小乗と貶め、みずからの主張を醍醐に喩え大乗と自画自賛している。 自分たちに都合の悪い一切皆苦を傍らに追いやり、無我を大我にすりかえ、如来蔵・仏性を説き本覚に落ちて修行を無意味にし、あげくに世間法即如来法を究極の奥義に祭り上げる。 「世間と仏世界を別に立て... 続きをみる

  • ガンジーの言葉を忘れない

    ※青字引用は(マハトマ・ガンジーの言葉とされているもの フリー引用句集『ウィキクォート(Wikiquote)』)から 周知だからといって間違いが真実にはならないし、誰もそう見ないからといって真実が間違いにもならない。例え大衆の支持無くとも、真実は立ち上がる。真実は自立しているから。 "A... 続きをみる

  • わたしは今ここで苦しいという気づき。

     ブッダのエピソードにあった女の子は 「明日のこと考える余裕ないんです。 今日苦しんでるんです。 だからそうやって、物凄く苦しみに目覚めている場合は(ブッダの智慧に触れると)一発で、さとりに達します」 (上の動画スマナサーラ長老の説法から引用。カッコ内は引用者注) 「物凄く苦しみに目覚めている場合... 続きをみる

  • ピクニックは道中も楽しい

     ティク・ナット・ハン師が …ピクニックは、目的地に行く道中も楽しい、テント張りも楽しいでしょう、労役だと感じないでしょう。同じように平和、幸福、成功にたどり着く道中の「今ここ」のサティも楽しく行えるのです。 と、法を説いてくれている。  おれは休日などゆっくりできる朝目覚めると、そ... 続きをみる

  • 曹渓慧能

    懐讓禅師の師は六祖慧能禅師。 弟子の南嶽懐譲から臨済宗、青原行思から曹洞宗など、後の五家七宗全てが六祖の門から出る。 慧能禅師の説法集『六祖壇経』は、おれが見た禅書のなかでいちばんおもしろかった。 本来無一物(ほんらいむいちもつ) この言葉をきっちりと受けとめないうちに、続けて「無一物中無尽蔵」と... 続きをみる

  • 「自分の呼吸に気づく」こんな簡単なはずのことがなぜできないのか

     呼吸瞑想は難しくない。 ただ自分のしている呼吸に気づけばいいだけ。 長く息を吸ったら『長く息を吸った』と知り、長く息を吐いたら『長く息を吐いた』と知る。短く吸ったら『短く吸った』と知り、短く吐いたら『短く吐いた』と知る。これだけだ。  ところが人間は、この簡単な法が、簡単すぎてできない。何度やっ... 続きをみる

  • 聖書の言葉

    聖書の言葉を少しだけ 心を尽くして知恵に近づき、 力を尽くして知恵の道を歩み続けよ。 足跡を追って、知恵を探せ。 そうすれば、知恵が見つかるだろう。 しっかりつかんだら、それを手放すな。 ついには、知恵に憩いを見いだし、 知恵は、お前にとって、喜びに変わるだろう。 (シラ書6・26~28 新共同訳... 続きをみる

  • 自信の塊 臨済宗

    たまたま信心おこせども、自心仏と知らざれば、ただ徒らに狂奔し、かくも尊き仏法を耳にしつつも、一向に信心帰依の心なく、生死の海に浮沈して、三毒五欲の妄念と憎愛取捨の迷執に、日夜造業造作して、永劫出離の際もなし。 悲しいかな、われら一念に悟れば直にこれ仏となるを知らずして、却って一念迷うが故に、自ら凡... 続きをみる

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  • 泣きたくなるが、どうしようもない

    おれは無邪気な少年だった。 老いや死は言葉としてのみかろうじて知っているだけで、その実際の恐ろしい意味は知らなかった。 そしてもちろん、知らないという事実にも気づいてはいなかった。 中学生のある日、芥川の晩年の作品を読んで、自分の考え方感じ方が我慢できないほど浅はかだと痛感した。 生れて初めて、自... 続きをみる

  • 安吾と澤木老師

     坂口安吾が戦時中に書いた「日本文化私観」から引用します。 …まっとうでなければならぬ。寺があって、後に、坊主があるのではなく、坊主があって、寺があるのだ。寺がなくとも、良寛は存在する。もし、我々に仏教が必要ならば、それは坊主が必要なので、寺が必要なのではないのである。京都や奈良の古... 続きをみる

  • 耕治人の私小説「そうかもしれない」

    耕治人の小品「そうかもしれない」を読む。 この作者のことはまったく聞いたことがなかった。 いい私小説だ。 痴呆になった妻が、心配する夫のことを忘れてしまい、 介助者に「あなたのご主人ですよ」といわれて 「そうかもしれない」 と呟く。 寒々とした脱力感におそわれる話だ。 Wikipedia「耕 治人... 続きをみる

  • めざせ!在家の出家!

    (禅に聞け 澤木興道老師の言葉 櫛谷 宗則編)より引用します。  常識、常識と言うが、何を言うのかと思えば、人並みの考えのことを言っている。 もっと言えばグループ呆(ぼ)けの考えのことを言っておるにすぎぬ。  今の坊さんのは出家ではない。ワラ小屋から瓦小屋に家移りするだけだ。菓子屋の息子が火葬場の... 続きをみる

  • 八千草薫さんが亡くなられた

     多くのニュースで、「岸辺のアルバム」「宮本武蔵」「ディア・ドクター」「くじけないで」などが代表作として紹介されてる。もちろん秀作ではあるが……  おれが、八千草薫さんで、強く印象に残っているのは、わりと初期の出演作 『ガス人間第1号』(1960)だ。 この映画の特異な... 続きをみる

  • 平和が消える一番明白なシルシ

     過去記事で自分のことをこんな風に書いた。  おれは生まれついての馬鹿者で、あらゆる誘惑に簡単に翻弄されてしまう。 おれはなにをやっても中途半端で止めてしまう。 意志の弱いヘタレ野郎で、すごく気が小さい。 なのに、欲深だ。 今まで犯罪は犯さずに済んできたが、それはほんとに運がよかっただけだ。 やる... 続きをみる

  • 思考(強迫神経症)2

     12日記事 [強迫神経症 気がつくと常になにかよそ事を考えている] の続きです。  仏教は、迷中の思考を明確に強迫観念とみなしているとおもう。 医学的に認知されている強迫観念は患者自身が病気だという自覚を持っている場合が多い。 思考(という強迫観念)は最も一般的な症状であるにもかかわらず、医者も... 続きをみる

  • みんな平気な顔で生きとるけど、それはなぜか。

     昔なじみの遊び友達A君が死んで、もう4年経った。 人間なんてはかないもんだ。  どだい意味が分からんもんなあ。 A君だってそのうちひょっと出てきて「やあ」って感じになる気がしてるけど、実際には絶対出てこないからねえ、死んどるから。 それが今だにピンとこないんだよ、どうしても。 まあ、分からんなり... 続きをみる

  • 手放せば成功する。ポーズじゃダメだけど

    スマナサーラ長老との対話 「手放すことが生きること」 (『YouTube』←をクリックしてください) 「俺、俺のもの」を手放せという話。 ところがみんな聴く耳を持たない。 手放すと儲かると聞くと、手放す芝居をする。 浅ましい。 みんな、死ぬまでにひとより少しでも多く オイシイ思いをしよう... 続きをみる

  • どうせなら今死んでみ

     人間が死すべき不可避の運命に縛りつけられていることは、人間にとって最も大きな恵み・救いである。 もし、死ななければ、人は底なしに堕落してゆくであろう。 これは、百年足らずで死ぬために、堕落が途中でストップするという意味での救いではない。 そういうことではなくて、死が必ず自分にやってくるという未来... 続きをみる

  • 生まれながら持ってるもので優劣を競う、つまらない奴等

    (禅に聞け 澤木興道老師の言葉 櫛谷 宗則編)より引用します。 イタチは夜目が見え、アザラシは水泳がうまいということは、業通(業の通力)なのであって、決してエライのでもなんでもない。世の中でエライと言うてもたいがいは業通でしかないので、頭がようて高文(高等文官試験)を通ったと言うても業通だ。──真... 続きをみる

  • 邦画「羊とオオカミの恋と殺人」

    『羊とオオカミの恋と殺人』本予告  始まり20分くらいで、男と女の役回りを入れ替えただけのよくある映画だなとおもって気楽に見てたし、ほぼ物語の常識範囲のハッピーエンドなのに、見終わった時、得した気分になっている。 何か予想を超えて奇妙な余韻が強く残ってるからだ。 それでちょっと原作コミック「穴殺人... 続きをみる

  • ヴィパッサナーで食事する

     ヴィパッサナー実践は ①スローモーション。 ②実況生中継(内語で) ③感覚の変化を感じ取る。 この3項目だけを守れば成立する。  家にいる時、たまにヴィパッサナーで食事する。  とにかく時間が何倍もかかる。  ものの数分で、時間がもったいない気分になりそわそわしだす。 テレビを見ながら、スマホに... 続きをみる

  • 不思議な平安。「他人=もう一人の自分」体験

     もう40年以上昔になるが、まだ坐禅したことも瞑想したことなく、ヴィパッサナーという言葉さえ聞いたこともなかった頃、おれはおもいきり奇妙な体験をしたことがある。 それを過去記事で …人生の問題で非常に煩悶していて、それが限界に達した時、突然「自分は死ぬ定めだ」と自覚した。 「人は死ぬ... 続きをみる

  • 映画2本。貪瞋痴を楽しみたいのか克服したいのか、どっち?

    【ストーリー】より引用。 劇場公開、2016年8月1日。『SEX AND THE CITY』のサラ・ジェシカ・パーカーと、『これが私の人生設計』のラウル・ボヴァが共演するロマンティック・コメディ。『キッズ・レボリューション』のスウェーデン人監督、エラ・レムハーゲンがメガホンをとった。新宿シネマカリ... 続きをみる